COMMENT コマンド
処理に影響を与えずに、スクリプトに注釈を追加します。
構文
単一行コメント
COMMENT コメントテキスト
複数行コメント
COMMENT
コメントテキスト
<...n>
<END>
メモ
コメント テキストの行の前には、^ キャラット文字を使用しないでください。キャラットは .acl プロジェクト ファイルにおいて特殊な使用方法があり、コメントの前にキャラットを置くと、個別の行のコメント テキストは保存されません。
パラメーター
| 名前 | 説明 |
|---|---|
| コメントテキスト |
追加するコメント。
|
| END 省略可能 |
複数コメント行を伴う COMMENT コマンドの終了。 END を使用する場合は、これを最後のコメント行の直後の行に入力する必要があります。END を使用しない場合、最後のコメント行の直後には空白行を挿入する必要があります。 |
例
単一行コメント
単一行コメントは、スクリプトを将来保守するユーザーへの説明を追加するため、各コマンドの前に使用します。
COMMENT 標準偏差と平均を生成します。
STATISTICS ON %v_amt% STD TO SCREEN NUMBER 5
COMMENT 標準偏差と平均を格納するためにフィールドを作成します。
DEFINE FIELD Standard_Dev COMPUTED STDDEV1
DEFINE FIELD Average COMPUTED AVERAGE1
複数行コメント
作成する各スクリプトの先頭に、そのスクリプトの目的を説明する複数行コメントを記述することができます。
COMMENT
この分析は取引日付値が等しいか、あるいは一日違いで
共通の取引者 ID(ベンダー ID あるいは業者 ID など)を
持つ複数のレコードを特定します。
この分析は納品書の分割、注文書の分割、請求書の分割、
そして企業カード取引の分割に使用できます。
END
備考
COMMENT の用途
COMMENT の用途は、スクリプトの目的や使用するロジックに関する情報、またスクリプトで必要な入力、定義した各変数の目的などの情報を含めることです。
スクリプトが実行されるたびに、スクリプト中のコメントも Analytics コマンド ログに書き込まれます。