GOMONTH( ) 関数
指定された日付から、指定された月数だけ前または後の日付を返します。
構文
GOMONTH(日付/日付時刻, 月数)
パラメーター
| 名前 | 型 | 説明 |
|---|---|---|
| 日付/日付時刻 |
日付時刻 |
出力日付を求めるフィールド、式、またはリテラル値。 |
| 月数 |
数値 |
日付/日付時刻の前または後にある、月を示す数字。 メモ 日付/日付時刻には日付時刻値を指定できますが、値の時刻部分は無視されます。 |
出力
日付時刻。日付値は、現在 Analytics に設定されている日付の表示書式を使用して出力されます。
例
基本的な例
リテラルの入力値
3 か月を加算する
現在の Analytics 日付表示書式 DD MMM YYYY の形式を `20140415` に適用した値、15 Apr 2014 が返されます。
GOMONTH(`20140115`, 3)
3 か月を減算する
`20131015` に対して現在の Analytics 日付表示書式である DD MMM YYYY を適用した、15 Oct 2013 が返されます。
GOMONTH(`20140115`, -3)
フィールドの入力値
3 か月を加算する
Invoice_date フィールドの各日付の 3 か月後の日付が返されます。
GOMONTH(Invoice_date, 3)
3 か月と 15 日を加算する
Invoice_date フィールドの各日付に猶予期間 15 日を加えた日付から 3 か月後の日付が返されます。
GOMONTH(Invoice_date + 15, 3)
高度な例
実在しない日付にしないための日付の丸め処理
日付/日付時刻と月数の組み合わせが実在しない日付を作り出す場合は、GOMONTH( ) 関数は「日付の丸め」を使用して、最も近い有効な過去の日付を返します。
日付の丸め処理は不要
30 March 2014 に 1 か月を加算すると、現在の Analytics 日付表示書式 DD MMM YYYY の形式を `20140430` に適用した値、30 Apr 2014 が返されます。
GOMONTH(`20140330`, 1)
日付の丸め処理を適用
31 March 2014 に 1 か月を加算しても、現在の Analytics 日付表示書式 DD MMM YYYY の形式を `20140430` に適用した値、30 Apr 2014 が返されます。日付の丸め処理は、2 番目の例が無効な日付である 31 Apr 2014 を返すのを防ぎます。
GOMONTH(`20140331`, 1)
備考
日付および時刻関数は正しく使用することが難しい場合があります。ヘルプの関数トピックでは、各関数の動作について、具体的かつ詳細に説明します。日付および時刻関数を使用するときの一般的な考慮事項については、次のトピックを参照してください。
日付時刻書式
日付/日付時刻に指定されたフィールドは、フィールド定義で正しく書式を定義してさえいれば、どのような日付書式または日付時刻書式でも使用することができます。
リテラル日付値には、次のいずれかの書式を使用する必要があります。
- YYYYMMDD
- YYMMDD
リテラル日付値はバッククォートで囲む必要があります。例:`20141231`
月数の値の動作
- 値が正の場合 出力日付は指定された日付/日付時刻より新しい日付になります。
- 値が負の場合 出力日付は指定した日付/日付時刻より前の日付になります。
- 値を省略した場合、または '0'(ゼロ)を使用した場合 出力日付は日付/日付時刻と同じになります。
関連する関数
指定された日付から、指定された月数だけ前または後に当たる月の、正確な日付ではなく末日の日付を返したい場合は、EOMONTH( )関数を使用してください。