カスタム承認の作成

承認により、ステークホルダーは一般的な営業品目に基づいて決定を下すことができます。カスタム承認により、承認プロセスが柔軟になり、複雑な意思決定を 1 つの安全な環境で管理できるようになります。このトピックでは、カスタム承認の作成方法について説明します。

1. ブック エディターを開き、承認ドキュメントに変換するドキュメントを選択します。また、ブックに新しいドキュメントを追加することもできます。

2. ［作成］を選択します。

3. ［カスタム承認］を選択します。［承認の詳細］ページが表示されます。

4. ［議案］フィールドに承認の対象となる質問または意見を入力します。

5. ［タイトル］フィールドに承認のタイトルを追加します。このタイトルは、管理者の［カスタム承認］ページに表示されます。

6. ［はい/いいえ/棄権］または［カスタム］の横にあるラジオ ボタンをクリックして、承認のタイプを選択します。

   1. ［はい/いいえ/棄権］の承認の場合は、各フィールドでデフォルトのテキストから変更できます。

7. カスタム承認オプションを変更するには、［オプション 1］および［オプション 2］フィールドにテキストを入力します。

   1. さらにカスタム承認オプションを追加するには、［新しいオプション］を選択します。

   2. カスタム承認に棄権オプションを追加するには、［新しい棄権オプション］を選択します。

      メモ

      カスタム承認オプションは、棄権オプション 1 つを含め、6 つまで追加できます。

8. ［続行］を選択して、次のページに進みます。

9. デフォルトでは、承認結果、参加者の名前および承認内容が表示されます。デフォルトの設定を変更するには、［承認の可視性］または［参加者名の表示］セクションにあるオプションの横のラジオ ボタンを選択します。

   ［承認の可視性］および［参加者名の表示］オプションの詳細については、下の表を参照してください。

   ［承認の可視性］オプション	詳細
   受信時に表示（デフォルト設定）	参加者は、承認の進行中に、他の参加者がどのオプションで送信したかを確認できます。
   終了後に表示	参加者は、承認終了時に、他の参加者がどのオプションで送信したかを確認できます。
   非公開	参加者は、他の参加者がどのオプションで送信したかを確認できません。 参加者は、すでに回答を終えた他の参加者の氏名を確認できます。 参加者は承認終了時に結果を確認できます。
   管理者以外に非公開（［非公開］オプションの選択後、表示されます）	参加者は、他の参加者がどのオプションで送信したかを確認できません。 承認管理者のみが参加者の回答内容を確認できます。

    

   ［参加者名の表示］オプション	詳細
   表示（デフォルト設定）	参加者は、承認の進行中に、各オプションを誰が送信したかを確認できます。
   非公開	参加者は、各オプションを誰が送信したかを確認することはできません。 参加者は、どのオプションに対して承認があったかを確認できます。 誰がすでに回答を済ませたかを確認できる情報は表示されません。
   管理者以外に非公開（［非公開］オプションの選択後、表示されます）	参加者は、各オプションを誰が送信したかを確認することはできません。 承認管理者のみが参加者の回答内容を確認できます。

10. 参加者を追加するには、名前の横にあるチェックボックスをオンにします。また、検索フィールドに参加者の名前を入力して、検索することもできます。

    メモ

    1 つのカスタム承認につき、参加者を 99 人まで追加できます。

11. ［設定］ページで［可決のタイプ］を選択します。

    • ［全員一致の承認］– すべての承認が同一のオプションに集まった場合

    • ［多数決の承認］：

      • ［参加者の過半数］– どれか 1 つのオプションが総承認数の 50% + 1 承認を獲得。

      • ［承認数の多数決（承認棄権数を除く）］– どれか 1 つのオプションが、無効である承認棄権を除いた総承認の 50% + 1 承認を獲得。

    • ［相対多数］– 1 つのオプションが最も多くの承認を獲得。

12. 次に、必要に応じて可決要件を設定し、承認数のうち独立役員（取締役会が監督するエンティティで有給の身分ではない役員）の承認でなければならない承認数を指定することができます。

    1. 可決要件を設定するには、［特定のオプションに必要な最小承認数］チェックボックスをオンにし、可決に必要な賛成応答の数を入力します。

    2. 独立役員からの承認を要求するには、［独立役員に必要な最小承認数］チェックボックスをオンにし、可決に必要な賛成応答の数を入力します。

       メモ

       ［参加者］ページで独立役員が選択されていない場合、独立役員を可決要件に設定するためのオプションは表示されません。独立役員は、アプリ内で特別に指定されます。詳細については、カスタマー サクセス マネージャーに問い合わせてください。

13. 終了日を指定するためのオプションは、［終了日］ページに表示されます。デフォルトでは、終了日はオフになっています。これをオンにして、ユーザーに承認期限を知らせるには、［終了日を設定］を選択します。

14. ［レビューと作成］ページで承認の詳細を確認します。

15. カスタム承認の詳細を編集するには、［編集］を選択します。編集用ページが表示されます。

16. カスタム承認を完了するには、［承認を作成］を選択します。参加者にメールで通知を送信して、新しい承認が利用可能になったことを知らせることができます。

    メモ

    いったんカスタム承認を完了すると、詳細や参加者、設定を更新できなくなりますが、ステータスの確認や結果の表示、タイトルの編集などの変更作業は可能です。詳細については、「カスタム承認の管理」を参照してください。