ERM レポート(ムーディーズが提供)
ERM レポート(ムーディーズが提供)ダッシュボードは、Diligent の内部リスク インサイトと外部リスク データを組み合わせ、ベンチマークを可能にすることで、堅牢なリスク レポートを作成する、直感的で合理的なソリューションを提供します。複数のリスク要因を組み合わせることで、リスクの全体像を把握でき、より多くの情報に基づく取締役会レベルの意思決定を支援します。
お客様のデータとシームレスに連携するように構築された機能を使用して、ERM レポート(ムーディーズが提供)ダッシュボードをカスタマイズします。ビジュアルの調整、レイアウトの最適化、洞察に富んだ解説文の追加により、取締役会や経営層のニーズに合わせます。完成したダッシュボードを取締役会サイトに簡単に共有および公開することで、Diligent One プラットフォーム内で安全性、一貫性、専門性を備えたレポートを実現します。
アクティビティ センターでのレポート テンプレートへのアクセス
前提条件:
レポート テンプレートをアクティビティ センターで展開して有効化しておく必要があります。サポートが必要な場合は、カスタマー サクセス マネージャーにお問い合わせください。
アクティビティー センターでレポート テンプレートにアクセスして使用する方法については、「 」を参照してください。
Boards サイトへのダッシュボードの接続
アクティビティ センターのダッシュボードを Boards サイトに接続する方法について詳しくは、 Diligent One: アクティビティ センター ダッシュボードと Boards サイトの接続 。
ダッシュボードの構造の理解
ERM レポート(ムーディーズが提供)ダッシュボードは、信用リスク分析、カントリー リスク分析、サプライヤー パフォーマンス、ESG 予測スコアなどの分野に関する重要なインサイトを提供するために設計された複数の主要機能を提供します。ダッシュボードは 3 つのタブで構成される構造になっており、これを使用して説明文を作成し、市場の実績を取締役会に提示することができます。組織のパフォーマンスを市場平均や同業他社と比較するビジュアルと KPI が表示されます。詳細については、以下の各タブを選択してください。
このタブは、Diligent の内部リスク マネージャー アプリケーションの情報を基に、内部リスク要因に関するインサイトを提供します。
利用可能なビジュアル
このセクションでは、次のビジュアルを利用できます。
リスク ヒートマップ
このヒート マップは、リスク マネージャーがリスク エクスポージャーの重大な変化を特定および伝達し、企業内で確立したリスク選好度を逸脱しているリスクを示すための不可欠なツールとして機能します。このビジュアル ツールを使用して、組織内のリスクの相対的な重要度を特定し、組織全体のリスク姿勢に関するレポート作成に備えます。
ヒート マップは指定された範囲内における値の位置を色分けして視覚的に区別し、組織のリスク許容度を超えるリスクを容易に特定できるようにします。発生可能性はリスクが発生する蓋然性または見込みを意味し、インパクトはリスクが顕在化した場合の潜在的な結果または損害の大きさを表します。これら 2 つのパラメーターは、高、中、低の尺度で評価されます。
エンタープライズ リスクの傾向
このセクションでは、組織が時間の経過とともに直面するリスク要因のパターンと変化を追跡します。
リスク プログラムの更新
このセクションでは、組織が特定の期間に実施したさまざまなプロセス、アクション、活動をキャプチャし、企業全体のリスクを体系的に特定、評価、管理、監視、報告します。
計画されている活動
特定の期間内に実施予定の、特定されたリスクの低減を目的としたアクションと施策のレポートを準備します。
リスク カテゴリーとリスク所有者
この視覚化を使用して、リスクの発生元またはドメインに基づく、リスクの大まかなの分類を行います。リスクは、運用上のリスク、コンプライアンス リスク、戦略的リスクなどの大まかなカテゴリーに分類され、ガバナンス、優先順位付け、報告を効率化します。
リスク所有者は、特定のリスクの管理責任を負う個人を指します。
- [リスク カテゴリー]グラフは、各リスク カテゴリー(技術、戦略、運用、財務、コンプライアンス)ごとのリスク件数の合計を示します。
- [リスク所有者]グラフは、各リスクの管理を担当する各個人ごとのリスク件数の合計を示します。
リスク発見計画および低減計画
このセクションでは、リスクの発見と、リスクの発生可能性や潜在的影響を低減するために講じた手順やプロセスについて説明します。
最重要リスク
この視覚化は、内部リスク管理プロセスにおけるさまざまな要因およびパラメーターに基づいて、組織内の現在の最重要リスクを特定するのに役立ちます。
- 参照当該リスクに関連付けられた一意の識別子を示します。
- ステータスリスク管理プロセスにおける当該リスクの現在の状態を表示します。
- 名前リスクの名前を表示します。
- 説明当該リスクに関連する追加情報を提供します。
- 所有者リスクの管理に割り当てられた担当者の名前。
- 固有のリスク固有リスクの重要度レベルを低~高の尺度で識別します。
固有リスクとは、統制または低減戦略を適用する前に組織内に存在するリスクの量を指します。リスクが発生する蓋然性と発生した場合の潜在的な結果を評価することによって決定され、通常は発生可能性に影響重要度を乗じて算出されます。
- 残余リスク残余リスクの重要度レベルを低~高の尺度で識別します。
残余リスクとは、統制および他の低減措置が導入された後に残るリスクのレベルを指します。適用されたリスク対応策の効果を固有リスクから差し引くことによって算出されます。
このタブは、ムーディーズ独自のデータを使用してさまざまなリスク要因を包括的に表示します。これにより、競合他社や業界標準と比較した組織のリスク エクスポージャーをベンチマークでき、戦略的なリスク管理のためのインサイトを提供します。
利用可能なビジュアル
このセクションでは、次のビジュアルを利用できます。
信用感情
このセクションは、組織の信用および財政の健全性に関する市場感情を示します。このスコアは、入手可能なニュース報道の量に大きく影響され、肯定的と否定的なニュース事象がスコアに影響します。
- 信用感情(同業他社との比較)組織の信用感情スコアを同業他社と比較します。感情レベルは、低、中、高の色分けで示されます。
- 信用感情履歴グラフ同業他社の信用感情スコアの推移を時系列で示します。感情レベルは、低、中、高の色分けで示されます。
黙示評価ごとの債務不履行確率
この指標は、企業が今後 12 か月以内に債務返済義務を履行できなくなる可能性を測定します。債務不履行確率の上昇は、財務健全性の悪化と、融資や社債の不履行リスクの増大を示唆します。
- 黙示評価(同業他社との比較)組織の黙示評価を同業他社と比較します。評価は、Aaa (最も低いデフォルト リスク)~ Caa/C (最も高いデフォルト リスク)の範囲で表示され、各クラス内では 1 ~ 3 の数値でリスク レベルが区分されます。数値が小さいほどリスクが低いことを意味します。グラフには、企業名、その黙示評価、評価公表日が表示されます。
- 黙示評価ごとの債務不履行確率(同業他社との比較)指定された期間(1 年など)内に自社が債務不履行に陥る可能性を、同業他社と比較します。このメトリックは信用リスクの評価に使用され、パーセンテージで表示されます。
サプライヤーのリスク
サプライヤーの財務健全性を評価し、事件の経過に伴う変化を監視します。スコアが高いほど、サプライヤーがパフォーマンス上の課題に遭遇する可能性が高いことを示唆します。
このスコアは、ムーディーズの債務不履行確率モデルに基づき、サプライヤーの黙示評価の変動方向を反映します。
サプライヤー リスク(同業他社との比較)このグラフは、組織のサプライヤー リスクの重要度を同業他社と比較して示します。重要度レベルは、低、中、高で測定されます。
サイバー セキュリティー リスク
このセクションでは、BitSight などのプラットフォームに基づくサイバーセキュリティー リスク評価に焦点を当て、業界標準との比較を可能にします。評価は、侵害されたシステムに関するインシデント、セキュリティー手順の評価、従業員のオンライン行動の分析、公開されているレポートなど、さまざまな情報源からの情報を使用して決定されます。
サイバー セキュリティー評価(同業他社との比較)組織のサイバーセキュリティー リスク評価を同業他社と比較します。このグラフでは、複数の企業のセキュリティー評価を比較しており、業界平均と比較できます。業界平均は、オレンジの破線で表示されています。
多様性スコア
このセクションでは、国際的に比較可能なメトリックに基づいて、組織の多様性重視のパフォーマンス評価を同業他社と比較します。多様性、公平性、包括性 (DEI) のパフォーマンスを複数の観点から評価します。
全体的な多様性スコア経営層、中間管理職、従業員に至るまで、DEI を促進するために実施されている企業方針やプログラムを含めて、全体的なレベルで DEI パフォーマンスを表示します。
取締役会の多様性スコア企業運営の監督に責任を負う統治機関における多様性パフォーマンスを表示します。
経営層の多様性スコア企業内の主要な意思決定に責任を負う経営層における多様性パフォーマンスを表示します。
ESG スコア
このセクションでは、中小企業 (SME) を含む世界中の企業を対象に、標準化され、比較可能な環境、社会、ガバナンス (ESG) リスク スコアの推定値を提供します。これらのスコアは、確立された基準に基づく拡張可能なデータ駆動型手法により生成され、ポートフォリオ全体にわたる包括的なリスク評価を支援します。
ESG スコア(同業他社との比較)組織の ESG 評価を同業他社と比較します。このグラフでは、さまざまな企業の ESG 評価を比較し、スコアに基づいて、弱、限定的、堅牢の区分で表示されます。
このタブには、国別リスクの詳細な分析が表示されます。
利用可能なビジュアル
このセクションでは、次のビジュアルを利用できます。
カントリー リスク スコア
このスコアは、経済、社会、政治、人口統計、調査情報などの多様な情報源を統合することによって、世界経済の相互依存性を反映しています。また、経済予測や、政策および制度上のリスクに関する専門家評価も取り入れています。
このグラフを使用して、定義された期間における国レベルのリスク エクスポージャーの変化を追跡および解釈します。傾向線は、リスク レベルの変化を示し、様々な要因へのエクスポージャーの増減を明確にします。中程度スコアを示す基準線は、オレンジ色の破線で表示されます。
マクロ経済リスク
このビジュアルは、経済の固有の循環的性質と、金融財政政策の意思決定の有効性に関するインサイトを提供します。
このグラフを使用して、定義された期間におけるマクロ経済のリスク レベルを視覚化します。傾向線は、リスク レベルの変化を示し、マクロ経済的要因へのエクスポージャーの増減を強調しています。中程度スコアを示す基準線は、オレンジ色の破線で表示されます。
政治リスク
このビジュアルは、政策の不確実性と、政治情勢が大きく変化する可能性を反映します。
このグラフは、定義された期間における政治リスク レベルを視覚化します。傾向線は、リスク レベルの変化を示し、政治的要因へのエクスポージャーの増減を強調しています。中程度スコアを示す基準線は、オレンジ色の破線で表示されます。
財務リスク
このビジュアルは、金利や為替レートの急激な変動によって生じる、資産および負債の価値が変化する可能性を示します。
このグラフは、定義された期間における財務リスク レベルを視覚化します。傾向線は、リスク レベルの変化を示し、様々な財務要因へのエクスポージャーの増減を強調しています。中程度スコアを示す基準線は、オレンジ色の破線で表示されます。
セキュリティー リスク
戦争、テロ、地政学的不安、自然災害、気候変動から生じる人および財産に対する潜在的な脅威に関するインサイトを提供します。
このグラフは、定義された期間におけるセキュリティー リスク レベルを視覚化します。傾向線は、リスク レベルの変化を示し、さまざまなセキュリティー要因へのエクスポージャーの増減を強調しています。中程度スコアを示す基準線は、オレンジ色の破線で表示されます。
社会的リスク
このビジュアルは、広範囲にわたる社会不安や、犯罪や疾病などの個人の脅威が発生する可能性を反映し、それらが組織の労働力に与える影響を示します。
このグラフは、定義された期間における社会的リスク レベルを視覚化します。傾向線は、リスク レベルの変化を示し、様々な社会的要因へのエクスポージャーの増減を強調しています。中程度スコアを示す基準線は、オレンジ色の破線で表示されます。